小学校のプログラミング授業で使われている「micro:bit」とは
micro:bit(マイクロビット)は、BBC(英国放送)が開発した超小型のマイコンボード。今、全国の小学校やプログラミング教室でMicro:bitを利用し、プログラミング教育が行われています。
このマイコンボードでどのようにプログラミングをするのでしょう。
小学校で実際行われているプログラミングの例も、後ほど紹介します♪
4年生の娘も学校でmicro:bitでプログラミングの勉強をしている様です。
この記事を書こうと思った時、娘に「micro:bitって知ってる?」と聞いたら、「あーそれ、知ってるよ」とスマホのアプリを簡単に使い簡単にプログラミングして見せるので、驚きました。

micro:bitって知ってる?

知ってるよー。学校で何回かやったよ
ただ、娘の学校は「MakeCode × micro:bit 200 PROJECT」の参加校。
もちろん、まだmicro:bitを使っていない学校もあると思います。
micro:bitはネットでも購入できるので、お家ではじめてみるのも良いですね。
また、スマホやPCを使って作ったプログラムを容易にダウンロードできるので、小学生でも簡単に楽しくプログラミングを行う事ができ、理解しやすく扱いやすいものになっています。
micro:bitってどんな物?
micro:bitの大きさ
4㎝×5㎝でsuicaなどのカードよりも小さい→持ち運んだりもでき、使い易い大きさです。
micro:bitに搭載されているもの
- 25個のLED
- 2個のボタンスイッチ
- 加速度センサと磁力センサ
- 無線通信機能(BLE)
LEDで文字や数字を表現するプログラムをしたり、ボタンを押すとどのような動きをするかというプログラムを組んだり、様々なプログラムを考えることができそうです。
利用環境はウェブブラウザを利用する
・Microsoftが提供するMakeCodeエディター『Microsoft MakeCode for micro:bit』を使用します。

″microsoft make″で検索すると1番上に表示されますよ
ブロックとJavaScriptで簡単にプログラムできるので、初めての人はブロックで視覚で確認しながら
慣れてきたら”ブロックで組んだプログラム”をコードで確認でき、コードの勉強にもなります。
作ったプログラムはUSBケーブルでPCと接続し、ドラッグ&ドロップするとmicro:bitに書き込むこ とができます。
micro:bitに搭載されているセンサー
- 暗くなったら自動で豆電球を点灯させる(明るさセンサー)
- 暑くなったら自動で扇風機をまわす(温度センサー)
- 東西南北を調べる(地磁気センサー)
- micro:bitの傾きを知る(加速度センサー)
日本の小学校ではどのように使われているのか
4年生の理科では
『月と星の観察』で地磁気センサーを使ったプログラミングをし、方角を調べながら 夜空を観察する
4年生の英語では
4年生の英語 happy、angry、sad、asleep などの各表情をLEDで点灯させる。
ランダムに出た表情を英語で言う。「How are you?」「I’m happy」ボタンを押したときに出るLED の表情を答える様な会話ゲームを楽しむ といった様な学習が行われています。
おわりに
4年生の月と星の観察は宿題で出されると思いますし、英語は会話の中で親子で使うのも楽しいですね。 他にも様々なプログラミング例がmakecodeのホームページに載っているので参考にしてみて下さい。
micro:bitを使って、親子でプログラミングを楽しんでみてはどうでしょうか。
フォトstem.T4LにUnsplash
コメント
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